
Connecting Traditions, Crafting Tomorrow.
北海道在住。
幼い頃から、ものづくりが大好きでした。
布や紙、身近にあるものを使って何かを作る時間は、私にとって自然と笑顔になれる、かけがえのない時間でした。
社会人になってからは仕事中心の毎日となり、ものづくりから少しずつ遠ざかっていきました。
昨年、仕事に忙殺される日々の中で、「何のために働いているのだろう」「これからどんな人生を歩みたいのだろう」と、自分自身を見失いそうになった時期がありました。
そんなある日、100円ショップで購入したバッグに、自分でデザインしたハングル文字をアイロンプリントしてみました。
ほんの小さな作品でしたが、その時間は驚くほど私の心を軽くしてくれました。
「私は、ものづくりが好きだった。」
その当たり前のことを思い出した瞬間でした。
その後、韓国の手仕事を調べる中でポジャギと出会い、その美しさと、「幸福を願いながら縫う」という文化に深く魅了されました。
現在は韓国のポジャギや閨房工芸を学びながら、日本の着物や古布と組み合わせた作品づくりに取り組んでいます。
私が目指しているのは、布を再生することだけではありません。
一枚一枚に込められた時間や想いを大切に受け継ぎ、次の世代へつないでいくこと。
そして、作品を手に取ってくださる方の日常に、小さな幸せや温もりを届けることです。
ものづくりによって、私自身が前を向く力をもらいました。
だからこそ、今度は私の作品が、誰かの心にそっと寄り添い、「明日も頑張ろう」と思えるきっかけになれたら、これほど嬉しいことはありません。